年間手術総数は200例を超え、そのうち心臓大血管手術は100例以上行っております。(2018年現在)
対象疾患も弁膜症、狭心症、心筋梗塞、大動脈解離を含む胸部大動脈瘤、心筋症、心房細動などの不整脈、腹部大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症、静脈瘤など、ほぼ全ての後天性疾患に対応しております。特に僧帽弁閉鎖不全症に対してはほぼ全例で弁形成術を施行、また心房細動を合併している症例ではメイズ手術も施行し、ワーファリンを必要としない治療を目指しています。
また冠動脈バイパス術は若年者に対しては可能な限り動脈グラフトを使用し、人工心肺を使用しない低侵襲手術を行っております。重症心不全を合併した心筋症に対しては積極的に左室形成術を行ない、さらに心機能の改善を得るため循環器内科と合同で両心室ペーシング植え込み術も行っております。
急性A型大動脈解離、大動脈破裂などの緊急手術にも対応しており、また胸部、腹部大動脈瘤に対してはステントグラフト内挿術を積極的に行っております。
診療内容のご案内は、循環器センター紹介ページに掲載しております。
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