臨床検査部 検体検査科

検体検査科のおもな業務

  • 検査業務:生化学・免疫検査、血液・凝固検査、微生物検査、一般検査、輸血検査
  • 採血室業務
  • タスクシフト/シェア関連業務
  • チーム医療関連業務

各業務紹介

検査業務

貧血や糖尿病、ガンなど多くの疾患の診断に、必要不可欠なデータを生体試料である検体(血液や尿、糞便など)を用いて測定報告しています。業務は専門性に特化し、5つの分野を各エキスパートが担当していて、当直業務により24時間検査体制を維持し三次救急や夜間診療へも広く貢献しています。

  • 生化学・免疫検査:血糖値、肝機能・腎機能検査、甲状腺ホルモン検査など
  • 血液・凝固検査:貧血検査、骨髄検査、止血検査、細胞表面解析検査など
  • 微生物検査:細菌、カビ、ウイルスなど様々な感染症の原因微生物を検査
  • 一般検査:尿タンパクや尿糖など尿検査、糞便の潜血検査など
  • 輸血検査:血液型や輸血・移植に関わる検査

採血室業務

中央採血室を運営し、看護部との協力で(8ブース完備)外来患者の採血業務を担っています。
※一日平均400名。一日の過去最高採血人数729名(2017年)

タスクシフト/シェア関連業務

医師の働き方改革の一環として、タスクシフト/シェアの目的のもと業務拡大に取り組んでいます。現在力を注いでいる業務を紹介します。

糖尿病指導関連

糖尿病の血糖管理に於けるCGM(持続皮下グルコース検査)のセンサー装着や操作方法、低血糖時の対処方法の説明、レポート作成など幅広く関与しています。

造血幹細胞移植関連

骨髄採取介助、臍帯血細胞保存、末梢血幹細胞移植における機器操作や細胞処理など多くの業務を行い、造血幹細胞移植業務には欠かせぬ存在になっています。

チーム医療関連業務

ICT(感染管理チーム)AST(抗菌薬適性使用支援チーム)への参画

病院全体の感染対策活動の中枢的な役割を担うため、検査技師・医師・看護師・薬剤師・事務でチームを構成し、早期感染防止に貢献しています。