センター・部門 総合睡眠医療センター

あなたの睡眠は健康?

あなたの睡眠は健康ですか?
あなたのいびきは大丈夫?

睡眠の健康チェックです。あなたはこんな事ありませんか?

  • 夜中、ふいに目がさめる
  • 毎晩、大きな激しいいびきをかく
  • 日中、眠い、だるい…
  • 高血圧や糖尿病がある、心臓が悪い
  • 朝、頭痛がする
  • 肥満の傾向がある

「いびき」でも命を縮めることがあると知っていましたか?

いびきは、深い眠りのサインでは決してなく、重大な病気のサインなのです。

このいびきは、眠ると空気の通り道が狭いことを意味しています。いびきが進むと空気の通り道はさらに狭くなり、 無呼吸(=呼吸停止)を伴うようになります。これが「悪いいびき」、すなわち「睡眠時無呼吸症候群」と呼ばれる病気です。「悪いいびき 」は、高血圧や糖尿病ばかりでなく、 心筋梗塞や脳梗塞の原因になり命を縮めることもあることが明らかになっています。 また「悪いいびき」は、睡眠中に気付かない内に何度も脳を起こすため寝不足となり、 そのため日中に眠気を生じ、高率に交通事故などを引き起こす原因となります。 ですから、適切な検査(睡眠検査)と治療を受けなければならないのです。

なぜ「睡眠検査」をしなければならないのでしょう?

「悪いいびき」の悪さの程度を調べるには、睡眠検査が必要です。 その検査は、睡眠の状態や呼吸停止の長さ、それによる酸素欠乏の状態を正確に計測して初めて診断できるのです。 「睡眠検査」は、夜7時頃から翌朝7時頃まで一晩入院して頂いて検査を行うため、勤務されている方でも仕事を休むことなく検査できます。 また、睡眠中の脳波や心電図や呼吸状態を記録して診断しますので、どの施設でもできる検査ではないのです。

睡眠検査のご案内

携帯型簡易呼吸モニター

携帯型の装置を就寝時に装着し、睡眠中の呼吸状態や心拍数、動脈血酸素飽和度などを調べます。ご自宅にて検査が可能であり、患者さん自身がセンサーを装着します。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)

脳波、眼球運動、心電図、呼吸、いびき、動脈血酸素飽和度などの生体活動を一晩にわたり測定する検査です。この検査により睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢運動障害や睡眠時随伴症などの睡眠障害の診断が可能となります。

なお、検査時には様々なセンサーを装着しますが、痛みを伴うことはほとんどありませんのでご安心ください。また、小さなお子様でも検査可能です。

終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG) 1泊2日の流れ

また、閉塞性睡眠時無呼吸の治療の代表である持続陽圧呼吸(CPAP)療法を行う場合、CPAPタイトレーションと呼ばれるPSG検査を行い、在宅で使用するCPAPの治療圧を決めています。

検査室

患者さんに快適なお休みをとっていただくために、検査室は空調が整っている個室で、ベッドはセミダブルタイプを設置しております。

モニター解析室

PSG検査を行うとき、検査技師の一晩中にわたる監視が必要です。またPSG検査が終了したあと、日本睡眠学会認定の医師や技師が十分な時間をかけて解析を行いますので、睡眠の正確な評価が可能となります。

診療時間

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前  髙崎 雄司金子 泰之金子 泰之 
午後 福医大医師
(義久 精臣)
髙崎 雄司金子 泰之  

※完全予約制
※2号館1階で診察となります。

初めて受診される皆様へ

睡眠専門外来は予約制です。初診の申し込みは下記時間帯に電話にて予約をお願いいたします。なお、紹介状をお持ちでない場合、初診時に保険外併用療養費が加算されます。なるべく、かかりつけの医療機関の紹介状をご持参いただきますようお願い申し上げます。

お問合せ

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  • お問合せ対応時間 平日/9:00~17:00、土曜日/9:00~12:30