ご挨拶

PFMセンター長 ご挨拶

最近医療崩壊(医師不足、地域格差など)が、あちこちで叫ばれており、政権交代を機に医療改革が期待されております。
また超高齢化社会を迎え疾病構造が変化し生活習慣病(悪性腫瘍、心・脳血管障害、COPD、糖尿病etc)が増加の一途を辿っており、多様な患者様が見られる時代になりました。当法人は救命センターなどの急性期医療から、介護老人施設などの慢性療養期まで備える自己完結型の医療連携システムを備えておりますが、同時に地域の中核病院としての役割を担ってきた歴史があります。地域で開業なさっている診療所の先生方との連携(病診連携)、他病院との連携(病病連携)を積極的に進めてきたところです。

平成11年にオープンシステムを導入し、登録医の先生方と共同診療ができるようにしました。平成14年地域医療研修センターが新築された時に、病診連携室から地域医療連携室に改組し業務内容を充実してきました。平成19年には病棟・病室管理を行ってきたPFM室(patient flow management)と統合し現在のPFMセンターに完成されております。専任スタッフも増員され増加する一方の業務に対応しております。
地域の医療を担っている先生方とのスムーズな患者さんのやり取り(専門外来紹介、入院依頼、結果ご報告、検査のみの依頼、退院後の逆紹介など)ができるように、常に皆様の声に耳を傾けシステムの改善に今後とも取り組んでいく所存です。ご要望・ご意見がありましたらどうぞ率直にお聞かせください。

PFMセンター長  迎 愼二