転院申込のご案内
当院は、一般病棟、回復期リハビリテーション病棟、地域包括ケア病棟、特殊疾患病棟の病床機能を有しておりますので入院システムについてご案内いたします。
転院相談の流れ
電話でのお申込み
電話番号(連携室直通:024-984-3168)
紹介元医療機関から地域医療連携室担当看護師へ
(希望病棟 疾患名 既往歴 現在の状態 今後の方向性等を確認させて頂きます。)
情報用紙FAX送信
診療情報提供書 ADL表 検査データ等
貴施設の書式をFAXにてご送付ください。
FAX番号(連携室直通:024-984-5799)
判定会等での検討
判定会もしくは、担当医と転院の受け入れを検討致します。
(治療状況やADL等について確認のためお電話させていただく事があります。)
検討結果・転院日程のご連絡
紹介元医療機関への連絡
判定会の結果や転院日のご連絡をいたします。
転院時に必要なものについての案内をいたします。
当院への転院
転院日
転院当日必要なもの
- 診療情報提供書・検査データ・必要時画像等(CD-R等)
- 看護サマリー・リハビリサマリー・処方薬
- 退院証明書・健康保険証・介護保険証(対象者のみ)
- 公費医療費受給者証(対象者のみ)
転院に際してのお願い
- 転院前に病状に変わりがありましたらご連絡ください。
- 当院のベッド状況によっては、転院をお待ちいただくこともございます。ご了承ください。
- 転院に関することについては当院の地域医療連携室にお問合わせください。
各病棟対象患者
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟は、ADL能力の向上による寝たきり防止と家庭復帰、社会復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを患者さんを中心として、医師、看護師、理学療法士、作業療法士などが共同して作成し、これに基づいたリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。
対象疾患 | 入院期間の上限 |
---|---|
脳血管疾患 脊髄損傷 頭部外傷 くも膜下出血のシャント手術後 脳腫瘍 脳炎 急性脳症 脊髄炎多発性神経炎 多発性硬化症 腕神経叢損傷の発症後もしくは手術後の状態 | 150日 |
高次脳機能障害を伴った重症血管障害 重度の脊椎損傷 頭部外傷を含む多部位外傷の発症または手術後の状態 | 180日 |
大腿骨 骨盤 脊椎 股関節もしくは膝関節の骨折 または2肢以上の多発骨折 | 90日 |
外科手術または肺炎等の治療時の安政により廃用症候群を有しており 手術後または発症後の状態 | 90日 |
大腿骨 骨盤 脊椎 股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態 | 60日 |
股関節または膝関節の置換手術の状態 | 90日 |
特殊疾患病棟
主に下記のような神経難病の患者さんと、遷延性意識障害の患者さんで病状が安定しても在宅療養の困難な方が長期に入院できる病棟です。
医学的な管理、看護の他、維持的なリハビリが受けられます。
対象となる患者
- 脊髄損傷などの重度障害の方
- 重度の意識障害の方(意識レベルはJCSにて30点以上またはGCSにて8点以下)
- 筋ジストロフィーの方
- 神経難病の方
- 多発硬化症
- 重症筋無力症
- スモン
- 筋委縮性側索硬化症(ALS)
- 脊髄小脳変性症
- ハンチントン舞踏病
- パーキソン病(ヤールの重症度分類3度以上で生活機能障害度2または3)
- シャイ・ドレーガー症候群
- クイツフェルトヤコブ病
- 亜急性硬化性全脳炎
1〜4の疾病で症状が安定し、長期に亘り療養が必要な方が対象となります。
地域包括ケア病棟
主な対象者
地域で暮らす方(在宅や施設)の緊急時の入院受け入れや急性期の治療が終了した方が在宅(施設)へ帰るための準備を行う病棟です。
- 自宅や施設などで療養中に状態が悪化し、医療が必要になった方
- 急性期の治療が終了し、退院に向け医療やリハビリテーションが必要な方
- 自宅や施設で安心して生活するために準備期間が必要な方
- その他(介護者の疲労など)
入院期間
最長60日間(退院準備の経過や病状によってその限りではありません)
※入院日数が60日を超えることが予測される場合には、他病棟もしくは他院へ移行することもありま
す。