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睡眠と肥満:不眠症
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どのような病気か
不眠症は“眠れない”と訴える病態全て含みます。原因は様々です。一過性のものや
短期間だけのものを除いても、慢性の不眠症は成人の1/3に認めるほど多い病気です。
慢性の不眠症の多くは心不全や神経の病気などによるもの、うつ病といった精神疾患
に伴うもの、特発性(原因不明なもの)と呼ばれるものに分けることができます。
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不眠症の診断と治療は
一晩の睡眠を判定する終夜睡眠ポリグラフ(PSG)や眠気の程度を評価する検査
(MSLT検査)で眠りに入るまでの時間が著しく遅い場合に不眠症と診断されます。
不眠症の患者さんの多くは、睡眠導入薬などの服用や、昼間に眠らないようにすること
で改善されます。また、精神的な問題がある場合は、その問題を取り除くことで軽減した
りしますので、不安なことがある場合は、主治医に相談するとよいでしょう。
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